過去に活動した研究会

研究会テーマ

研究会 No.33(2010年上期設置)
座長/橋本 修一氏(有限責任監査法人トーマツ)
研究会テーマ
金融機関における業務効率性の内部監査研究会
金融機関における「業務の有効性と効率性」の向上(=業務改善)をテーマとした内部監査
目標成果
これまで、金融機関における内部監査活動は、COSO内部統制フレームワーク(1992年)にあげられている内部統制の3目的のうち、(1)関連法規の遵守については、「検査」時代から伝統的に重視されており、(2)財務報告の信頼性についても、いわゆるJ-SOXの導入により、監査対象と広く認識されるようになった。しかしながら、(3)業務の有効性と効率性については、金融機関に対する社会的期待もあり、事務処理の正確性として「有効性」の一部は監査対象とされてきたが、「効率性」については、十分な監査態勢が確立されていない状態にあると考える。
一方、いわゆる世界的金融危機以降、金融機関が置かれている厳しい経営環境を踏まえると、今後、内部監査活動に対して、利害関係者(ステーク・ホルダー)から、「業務の有効性と効率性」の向上(=業務改善)をテーマとした内部監査機能が求められてくると考えられる。
そこで、IIAの内部監査の定義にある「コンサルティング活動」機能に軸足を置いて、金融機関における「業務の有効性と効率性」の向上(=業務改善)に関して、内部監査活動として提供可能な機能を、具体的なツールまで落とし込むことを目標としたい。
活動方法
(1)原則として、月1回メンバーでアイデアを持ち寄り、検討会を開催する。
(2)当初は、メンバー間で、業務改善に関する基礎的な知識を共有するため、関連書籍等の輪読(ゼミ)形式とし、ある程度の知識共有が図られたと座長が判断した時点で、具体的なアイデア検討に移行する。
メンバー募集
終了しました。

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